月の足跡
リヴリーの飼育から擬人化小説に至るまで・・・リヴに関する日記を書いてます
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しるし
お礼小説を載せていた5日間は、幻の5日間ではないという軌跡を残すため。
な~んていうと聞こえがいいですが・・・
単純にお二人から許可出たのと、時事ネタが微妙に含まれているので(笑
オマケ載せちゃいますね。

これはあ~んな事はないので、消さずに残しておいても・・・いいでしょうか。
そしてコメントのお返事、また遅くなってもいいでしょうか?(苦笑

ごめんなさい、一度にたくさんの事が出来ない子なので・・・!


何日にも渡って、こうして小説を載せることが出来るという
お二人の寛大な心に、本当に感謝しております。
そして私自身、心の底から、幸せだなぁ~と感じてます・・・。
あぁ、感慨深くてマジに涙が・・・・(マジです・・・!

はいっ! それではオマケどうぞ。
そうだな、今回は
~アーツさん優位なんだけど、アーツさんちょこっとしか出てこなくて、代わりにヴィンが絡んできてごめんなさい~
そんな感じです。

ReadMoreからどうぞv


・一部女性向けです。苦手な方はご注意下さい。(注意しろってどうしればいいのよ、って夜鴉さまに突っ込まれた。 確かに!






「人は愛や絆など、目に見えないものを求めたがる。もしも目に見える形で欲しいっつったら、お前は何をくれる?」


 透き通った冬の朝の光が窓から差し込むある日のこと
 世間話にも近い唐突な言葉に、ベッド脇でスーツに着替えていたアーツが、未だベッドの中で寝転んでいるブラットの方へ向き直った。


「そうだな・・・」


 ネクタイを絞める手を休めぬまま、思いを巡らせて数分。
 おもむろにベッドへ近づいたアーツは端に腰掛け、ブラットの顔を跨ぐように両脇に手を置くと、ゆっくりと身を屈め始める。


「ん・・・?」


 口唇に触れるでもなく、横をすり抜けたアーツの顔はブラットの首筋に埋められる。
 ただその動きを眺めていたブラットは


「っ・・・!」


 突如走った鈍い痛みに、僅かな声を漏らした。


「目に見える印だ」
「おいっ・・・!」


 白い肌にくっきりと残された鮮やかな赤の印
 所有の意味も示すこの印は、他者が触れる事を許さない。


「・・・・すぐ消えちまうぞ」
「そしたらまたつければいい」
「アーツ」


 咎めの声を微笑で流し、アーツは身を起こして立ち上がる。


「仕事か?」
「あぁ。重要な案件が入った」


 ジャケットを羽織り、服を整えたアーツはベッド横の時計を見やる。


「あとで茶を持っていく」


 同じように時計を見ながらブラットがそう告げると、


「頼む」


 心持ち嬉しそうな柔らかな声を残して、アーツは部屋を出て行った。







 独りになった部屋でブラットはベッドから身を起こすと、はっきり現れていると思われる痕を指でなぞる。


「あいつ・・・他人に見られそうな場所につけやがって」


 悪態ついてみても、口から漏れるため息は軽く、悪い気持ちでないのも事実


「吹っかけたのは俺だが、まさかこんな形でくれるとはな」


 もう一度痕をなぞり、何度目かのため息を吐いてから、ブラットもベッドを抜け出した。









 ―――その日の昼過ぎのこと。


「何故チビの島に貴様がいる」


 ドランクの島へ降り立ったブラットは、招かれざる先客の姿を前に普段は見せない殺気を露にした。


「別にてめぇに逢いに来たわけじゃねぇ。それに俺がどこへ行こうが、てめぇには関係ない」


 サングラスの奥の鋭い眼光を挑発的な視線で返した男こそ、招かれざる濃紺のヴォルグ――ヴィネガ

 我が物顔で居座っているところを見ると、何度か島に訪れたことがあるのだろう。
 本来の島の主であるドランクは、葡萄をつまみながら、そんな2人を交互に見つめていた。


「チビ、何でこいつを島に入れたんだ」


 ヴィネガを一瞥し、ドランクへ向き直ってすぐ、ブラットは僅かに口調を和らげて問う。


「葡萄持ってきてくれたんだよ! ほらっ」


 ブラットの目の前に出されたのは、巨峰にも似た大粒の実をつけた葡萄が一房


「これ珍しい葡萄なんだって。美味しいよ!」


 日の光を浴びたそれは、確かに普通の葡萄よりも赤みが強く、濃厚な甘い香りを放っている。


「こんなヤツに餌付けされるな。もしメタミドホスでも混入されていたらどうする」
「メタ・・・?」


 聞きなれぬ単語にドランクが首を傾げたのと同時、ブラットは素早く葡萄を取り上げ背を向けた。


「あっ! 兄さん返してよ~!」


 すぐさま葡萄に飛びつこうとするドランクを軽くかわし、高々とそれを頭上へ掲げる。
 必死で手を伸ばすドランクだが、身長差+腕の長さを前に葡萄へは到底届きそうもない。

 一瞬、脚力を活かして飛びつこうとも考えたが、勢い余って葡萄を潰してしまっては元も子もなく・・・、青く大きい瞳を潤ませながらドランクは低い唸り声を発した。


「う~・・・」


 それでも加減を加えて、ぴょこたんとジャンプをしてみるが、さっさっとかわされ、手は空を掻くだけ。


「こうなったら・・・!」


 最後の手段とばかりにヴィネガの方を向き、ドランクは必死に訴えた。


「ヴォルグさん、見てないで助けて! 葡萄さんがピンチだよ!!」
「ん~・・・・」


 願いを投げられたヴィネガはというと、腕を組み、何やらじっとブラットを見据えている。


「何見てやがる」
「いや、何かいつもと違うと思ってな」
「違う? 兄さんが?」


 再度ブラットの方へ向き直ったドランクも、マジマジと彼を見つめ・・・そして、


「あっ、わかった!」


 ポン!と両手を叩いた。


「兄さん、今日はやけにきっちりしてるんだよ、服が。特にネクタイとかキツく絞めてるし」
「あぁ、なるほど」


 何か思い当たったのか、ヴィネガはにやりと口元に笑みを浮かべる。


「どうして? 今日暖かいのに」


 対するドランクは不思議そうに首を傾げている。


「いや、それは・・・」
「それは大人の事情ってやつだな」


 いつの間に背後に回りこんだのか。
 唐突に後ろから伸びてきた手が、ブラットの掲げていた葡萄を掻っ攫う。


「葡萄!」


 ヴィネガの手に渡った葡萄はドランクの真上で落とされ、彼女はそれを見事に口でキャッチした。


「貴様っ・・・!」
「何か間違えた事を言ったか?」


 惜しくもそう変わらない身長差
 眼前で血のような深い赤の瞳が鈍光りし、長く鋭い爪がネクタイの結び目を弄ぶ。


「この奥に隠された秘め事は、さぞかし甘いものなんだろうなぁ・・・」


 吐息と共に囁かれた言葉


「この・・・っ!」


 振りほどくべく、ブラットが腕に力を込めた瞬間


「甘いもの!? 兄さんお菓子持ってるの!?」


 葡萄を食べ終えたのか、間に割って入るようにドランクがぴょこんと顔を覗かせた。


「お菓子欲しい!」


 不穏な空気は一瞬にして無邪気な色に染まって流れる。


「お嬢さんにはまだ早いかもな」


 笑いを含みながらドランクを見下ろし、ブラットから距離をとると、ヴィネガはそのまま島の中央へ移動する。


「早い? あ、もしかしてお酒入り?」
「そう。こいつの心を甘く酔わせる媚酒の入った特別な菓子だ」
「言わせておけば・・・、貴様殺してやる」
「惚気話ならまた今度聞いてやるよ。じゃーな、お嬢さん」


 ブラットから身構えるより早く、ヴィネガはひらひらと手のひらを返すと、島から姿を消した。


「ちっ・・・」
「あぁ! ちゃんとお礼言うの忘れてた!! 今度来てくれたら・・・」
「チビ」


 お礼を・・・の言葉が途切れる。


「今後一切何があっても絶対あの野郎を島に入れるな。来たら即/evictで追い出せわかったな?」
「え・・えっ・・・?」
「返事は」
「はい・・・!」
「よし」


 有無を言わさず、ほぼ強制的に認めさせたブラットは、優しげにドランクの頭をポンポンと叩く。
 突然機嫌の直った兄を見上げ、ドランクは今日何度目かの首を傾げたのだった。




おしまいv



切るのヘタってわかったからさ。
もういいよ、どんって全て載せるよ!と思って載せたら・・・
1回で載せるには長かったorz

メタミドホス。
餃子に混入されてた殺虫剤の名前です。
時事ネタ!
あ、葡萄にはメタミドホス入ってませんから!
ヴィンが渡したのは、ブラッディ・グレープと呼ばれる架空の葡萄さんです。

この話、ふと色白なブラットさんを想像していて、あぁキスマークが凄く綺麗に肌に映えそう。と思ったのが始まり。
そこからは仕事そっちのけで、怒涛の勢いで出来上がったものです。1日で。

そして・・・
ヴィンが失礼な事してスイマセン・・・!!
書いた後で謝るくらいなら、書くなよ!って感じなんですけど。
本当に、本当になんかもうスイマセン・・・。


えと、これにて濃密5日間を終わらせていただきます。
言葉では言い尽くせないほどの感謝の気持ちが溢れてます、私の中から!

ありがとうゆえさん。
ありがとうペコさん。
ありがとう読んでくださった方!

明日からごめん、我が子の話に戻ります。
って、ぎゃあああ! あのバトンが回ってきてるじゃないですかっ!!!
ロセ・・・、ろせええええ!!!
私のリミッター外すの、本当に上手いなぁ・・・、ゆえさん。
うん、やります。じゃなくて、ヤります(マテ

はっ! ペコさんとこからも!
ユーラをクールな人物に挙げて下さり有難うございます!!!


ダメだもう、やっぱり感謝しつくせないよ。
もう、ホント・・・、幸せ・・・・。(うあーまた涙出てきたぁ!

長くなってしまったので終わります!!



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設定上は24歳の男だったりします。
あくまで・・・設定ですけどね



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