月の足跡
リヴリーの飼育から擬人化小説に至るまで・・・リヴに関する日記を書いてます
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桜ネタが多いです
やっぱりこの季節は桜ネタがどうしても増えてしまいますね。

桜っていうと、春の訪れを感じたり、見惚れたり、宴会したくなったりと。
色々とプラスイメージを持つことが多いですよね。

それを・・・、今回ぶち壊してみました。
前々から考えていた、ヴィネガ様の過去過去に関するお話。

血の悪魔レゾを体内に取り込んで、すぐ辺り。
前に、ヴィンは愛した人を自らの手で殺した事がある。って書いた事があった気がするが・・・
それをちょっと掻い摘んで、書いてみました。

愛した人というか、ヴィンにとっては弟みたいなもので、その相手はヴィンを好きだったっていう、片思いのような感じなんですけどね。

では、ReadMoreよりどうぞ!





 ―――桜 薄紅・・・・ 甘い、香り


『僕も一緒に行く。ねぇ、僕も連れて行ってよ!』


 向けられた無垢の視線
 あれだけ酷い事をした俺を前に・・・・何故?


『悪魔の危険が無くなったら、今度は保身。おかしいよ、そんなの・・・・』


 一族の奴らが決めた事は正しい事だ。
 おかしいのは、お前。


『・・・・・俺はお前を無理やり犯した。なのに、何故まだ俺の傍に居ようとするんだ』
『何故って・・・・』


 早く居なくなった方がいい。
 早く里へ戻れ。

 でないとほら・・・・、俺の中の悪魔がゆっくりと目を覚ます。


『痛かった・・・、恐かったよ。でも僕はっ・・・!』
『そうか、じゃあ俺に殺されるなら本望だな』
『えっ・・・?』


 赤く餓えた眼
 血に染まる腕
 歓喜の声を上げ、その血を貪る・・・・俺。


 ――――薄紅の桜が、真っ赤に染まった。










「――・・めろ・・・・・やめろっ!!」


 ガバっと身を起こし、すぐさま自身の右手を見る。
 いつもと変わらぬ包帯の巻かれた腕に、血の気配はない。

 息は上がり、嫌な汗が背を伝い落ちていた。


 夢、そう全て夢だ。


 暖かな春風が肌を撫で、島に生える桜の花を舞い散らす。
 この季節と、この桜が悪夢の原因か・・・・。


 全てを吐き出すように深く息を吐き、力の抜けた思い身体を無理やり立たせて桜に近づいた。
 見る者を楽しませるこの春の樹も、俺にとっては悪夢の基でしかないのかもしれない。

 薄紅に散った鮮やかな血は、数百年経った今でも忘れる事が出来ない。


 大木に寄り添うように額をつけ、右手でそっと幹に触れる。

 ざらついた表皮の隙間からも芽を出し花を咲かせる強さ
 仄かに香る甘さはずっと変わることもなく


「よくお前とも・・・、見てたのにな」


 否応にも思い出される"彼"の姿


「くそっ・・・!」


 幹に触れていた手を握り締め力任せに木を叩いてみても、鈍い音はすぐに静寂の中に吸い込まれる。


 幾度となく悪夢に苛まれ、幾度となく自身の身体を傷つけてきても・・・・


「それでも、俺はまだ死ぬわけにはいかない。まだ・・・―――」


 不意に一陣の風が吹き通り、桜が一斉にざわめき始める。
 花をつけた枝はまるで俺を包み込むかのように伸ばされ、舞い散る花びらは叩き付けた右手をそっと撫でて流れていった。

 それはとても優しげに、彼からの言葉を伝えるが如く。


「・・・・すまない」










『ヴィン! 桜咲いたよ!! 見に行こう!!』
『あぁ、もうそんな季節か・・・。それじゃあ行くか』
『うん!』



 いつか訪れる眠りの時まで

 決して忘れる事の無い、永遠の桜―――――





過去をちょっと紹介。

同じヴィアラ族の少年。
ヴィンが一族を救うためにレゾと戦い、結果体内に取り込む事となって。
まだレゾを押さえ込む事の出来ないヴィンは、そのまま覚醒状態となり、少年を無理やり犯しながら血を啜る。
そしてその日の夜には一族の里から、追い出される。危ないからね。

その時に、連れて行って!と言って追いかけてきた少年を、再び覚醒したヴィンはそのまま殺してしまう。
何とも・・・、心にかなりの傷を負わせる設定を考えたものです。

ヴィンの所為ではないといったら、そうなんだけど・・・
そんな過去の所為で、本気で人を愛する事も無くきたが、カルネアと出会ってちょっと変わるんだよね。
でも、カルネアも死んじゃうんだよね・・・、ヴィン(というか悪魔)絡みのことで。


ヴィネガ様の心はズタボロです・・・(汗
なのに今、更に私の好みでロセにいいようにされてるし!

・・・・すまない。って私が言うセリフだわ。


少し幸せなヴィンを書きたいな・・・。

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設定上は24歳の男だったりします。
あくまで・・・設定ですけどね



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