月の足跡
リヴリーの飼育から擬人化小説に至るまで・・・リヴに関する日記を書いてます
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めでたやー中編
・・・おかしいな、前後にするはずだったのに。
前中後になってるよ。


えー、中編は静稀の苦手な戦闘シーンです。
ほんっとに苦手なんです・・・、私。

臨場感も何もなくてすみません。
そして、ディグ・・・!
祝いなのに扱いが申し訳ない!!!

ディグがピンチな中編はReadMoreからどうぞ。





 黄緑一色に染められた色鮮やかな体躯
 獲物を捉えるために忙しなく動く2本の触角
 その横に並ぶのは、陽光を反射させ白い輝きを放つ鋭く尖った大きな鎌

 形こそ小さいが、それは列記としたリヴリーを襲うモンスターのオオカマキリだった。


「うわ、こんな時に島モンかよ・・・」


 すぐさまその場から飛び起き、ディグは素早くたんぽぽの後ろに隠れる。
 このまま息を潜めてじっとしていれば、気づかれる事なくカマキリは数分後に別の島へと移動するだろう。

 だが・・・・


 相手はレベル12程度の名もないオオカマキリ
 対する自分は300レベルという大台。


「そうだよ、こんなヤツに隠れる必要なんてねぇじゃん」


 高レベルになったという自信と、ヴィオルがいなかったという焦燥感が、一手に目の前のモンスターへと向けられる。
 この時のディグは、モンスターとリヴリーのレベル値に対する力は比例しないという事を完全に忘れていた。


「レベル低いやつだけど、倒せばヴィオル褒めてくれるよな」


 ひとりでのモンスター退治は危険だから、とヴィオルには止められているが
 何時までも子供ではない。

 ヴィオルによって高められた戦力が、更にディグの自信を煽りつけていた。


「よっしゃ。まずは・・・、先手必勝だ!」


 腰のナイフを抜き去り、ディグは勢いよくたんぽぽの後ろから飛び出すと、そのまま背後から鎌を携えた腕目掛けてナイフを振り下ろした。


「ギャッ・・・!?」


 背後からの殺気に気づいたカマキリは素早くその身を反らせるが、ディグの一撃は逸れはしたものの、カマキリの触角を確実に切り落としていた。


「ギッ・・・ギィィィ!!」


 短い呻き声のあと、ディグの姿を捉えたカマキリは、唸るような咆哮をあげる。
 下がったままの鎌は天高く掲げられ、己を捕らえた獲物を噛み殺さんばかりに口元のキバを更に剥き出しにする。


「こっからが本番だ!」


 今度は完全にカマキリと対峙し、再びナイフを構えたディグは、態勢を低くして力強く地を蹴った。


 素早さだけは昔から自信があった。
 狙いを定めながら振り下ろされる鎌を擦れ擦れで避けながらカマキリの懐へ入ると、ナイフを振り、もう1本の触角を切り落とす。
 そのままカマキリから身を離し、予め唱えておいた雷をヤツが掲げている鎌目掛けて解き放った。


 刹那、耳を劈く轟音のあと、目が眩む程の閃光が迸る。


 勢い余って尻餅を着くディグの前で、雷をまともに受けたカマキリは色鮮やかだった黄緑の身体を真っ黒に焦がし、その場に暫く蹲っていた。


 だが、この程度でやられるモンスターでないのも承知している。
 この間に戦闘態勢をとらなければ、油断と共に一瞬にして命は奪われる。

 だからこそ素早く立ち上がろうと地に利き手をつけた途端、ディグは僅かに腕に走った痛みに顔を顰めた。


「つぅっ・・・!」


 どうやらかわしていたと思っていた鎌が掠っていたらしい。
 裂かれた服の袖に、僅かな血が滲み出していた。


「よりにもよって右手かよ」


 試しにナイフを握る力を強めてみると、意外にもズキズキと疼きはするが、全く握れない程ではない。


「傷は浅い・・・。これならまだいける」


 逆手で上手く立ち上がると同時、雷のダメージから回復したカマキリの鋭い三白眼が再びディグを捉えた。

 相手はかなり怒っているようだ。
 キバの動きと、鎌を振るスピードが格段に増している。


「そっちも本気か。でもお前如きに俺はぜってぇ負けないからな!」


 地を蹴り、カマキリとの間合いを詰める。
 繰り出される攻撃をナイフで受けながら、スキをついては雷を放ち、確実なダメージを与えていく。


 そうして何度かの応戦を繰り返し、再びカマキリと対峙した時には、既に疲労はピークに達していた。


「くそ・・・、しぶといヤツ」


 鎌を受けるナイフの衝撃と激しい動きに、腕の出血は酷くなってきている。
 腕を伝って流れ落ちる血と汗でナイフは滑り、手の感覚さえもなくなり始めている。

 早めにカタをつけなければ、やられるのはこちら側かもしれない。


「何でこんなヤツに・・・! 俺はお前なんかの数十倍高いレベルなのにっ!!」


 焦りと悔しさが、じわじわと滲み出してくる。
 キツく歯を食いしばり、ディグはカマキリへと勢いよく駆け出した。


「だああああっっ!!!」


 ガチン――と、鈍い金属音をたて、鎌とナイフが交じり合う。
 右腕に力を篭め、弾き返した瞬間―――限界にきていた右腕の傷がズクンと疼いた。


「ぐっ・・・」


 手から零れ落ちるナイフ。
 一瞬に出来たスキを、カマキリは見逃さなかった。

 視界の端で輝いた太陽光にディグが気づくと同時、高々と掲げられた鎌がディグ目掛けて一気に振り下ろされる。
 反射的に身を前方へ転がすが、切り裂くように下ろされたカマキリの腕に、ディグの身体は軽々と吹き飛ばされた。


「うわああっ!!」


 たんぽぽの茎へ強かに背を打ちつけ、ディグはそのままズルズルとその場に蹲る。
 綿毛が舞い踊る中、最後の一撃を与えるためにゆっくりと向かってくるカマキリの姿がぼんやりと目に映る。


「こ・・んな・・・はずじゃない・・・・」


 吐き出された弱弱しい言葉
 身体を震わせ涙を流すディグの前で、カマキリは一度ニヤりとほくそ笑むと、両腕の鎌を高々と持ち上げた。




カマキリの鳴き方なんて知りません(笑
適当です、適当!!

そして、ディグがヤバいです。
どうなるディグ!?

リヴでいうと、只今2ケガくらい??
いや、流血してるから3ケガいってるか?

とにかくピンチですよディグ!!


・・・・ベタ路線だから、どうなるかは予測つきますけどね。
パパ~v
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設定上は24歳の男だったりします。
あくまで・・・設定ですけどね



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